Thoracic Surgery
北海道大学病院 呼吸器外科
呼吸器外科が、生まれ変わります
呼吸器外科は、これまで第2外科・循環器外科とタッグを組み、北海道の呼吸器疾患の診療に取り組んできました。胸腔鏡手術を中心として「低侵襲手術」の開発に力を注ぎ「やさしい治療」を目指す一方、治療の難しい症例に対しても関連診療科と協力し合いながら、総合的な治療に専念してきました。これらの方針は今後も変わりません。
2022年、ついに呼吸器外科は独立した診療科として新たなスタートを切ります。
新しい呼吸器外科に期待してください。

News
ごあいさつMessage from the chair
この度、われわれの念願であった北海道大学病院呼吸器外科学教室がついに開講しました。北海道における呼吸器外科治療体制をリードしていく「呼吸器外科教室」の立場から,その成り立ちや新しい体制の現状,そして今後の展望について紹介します。

治療方針What We Do
北海道大学病院呼吸器外科では、原発性肺がん、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍、縦隔腫瘍、胸膜腫瘍、胸壁腫瘍などの腫瘍性病変のほか、自然気胸、膿胸などの外科治療、外傷など、胸腔内のあらゆる疾患の外科治療をおこなっています。
胸腔鏡手術や肺区域切除などの低侵襲手術から、合併切除や気管支形成などの拡大切除まで幅広く対応しています。

キャリアパスCareer Pass
外科専門医に必要なすべての基礎的なトレーニングを終了した後は、大学院へ進学し研究を通して視野を広げたり、多くのハイボリュームセンターを含めた連携病院で呼吸器外科のトレーニングを積むことが出来ます。北海道大学病院呼吸器外科では、専門領域にとらわれず、個々が目指す多彩な能力を持つ呼吸器外科医の育成をサポートするために、学年やそれまでの研修状況に応じて必要なキャリアプランを一緒に考えていきます。
