Dual-portal Robotic-Assisted Thoracic Surgery (DRATS) の紹介

お知らせ2024.04.03

呼吸器外科手術領域において、ロボット支援胸部手術(RATS)は、近年増加傾向にあります。
今まではRATSの安全性の検証、手術手技の定型化を目的としたためか、4-6個のポート (Utility port含む) 下、CO2送気下で行われておりました。
最近では低侵襲性を追求する傾向にあり、単孔下でのRATS (URATS; Uniportal RATS) を含む、Reduced Port RATS (RPRATS) の報告が行われるようになってきております。
北海道大学病院では倫理審査の承認を得て、Reduced Port RATSを施行しております。
RPRATSを行うためには助手に高度なスキルが必要とされ、また、アーム配置、干渉の回避方法が非常に重要となります。
今回、我々が開発した、安全性と操作性を保ちつつ、低侵襲性をも追求したDual-portal Robotic-Assisted Thoracic Surgery (DRATS) の、ペイシェントサイド、コンソールサイド未編集・音声解説付きビデオを医療者限定のWeb siteで公開しております。

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加藤 達哉
氏家 秀樹